社会福祉法人 雀幸園

子育てサロンとは、子育て中の親子の育児交流の場のことです。
雀幸園では、熊谷市内の二つの子育てサロンを民生委員・主任児童委員と協力して月に一回行っています。
歌、手遊び、絵本の読み聞かせなど親子で一緒に楽しく過ごし、おしゃべりタイムでは、育児の悩みや喜びを共有しています。少しでも多くのお父さん・お母さんの相談、息抜きの場として活用してもらえるように、参加者を増やす工夫もしています。

その一つとして、毎月季節を取り入れた工作や遊び、例えば七月は夏祭りをテーマに屋台を再現し、11月はハロウィンの仮装をしながら工作でお菓子の家を作りました。
最近では、その成果もあり、口コミで参加者も増えてきました。
これからも親子に寄り添い成長を一緒に感じていける子育てサロンを創り上げたいです。

毎年8月下旬にグループホーム木葉の庭で納涼祭を開催しています。
地域の方をお招きし、雀幸園の子ども達とグループホーム木葉の利用者さんが交流しながら楽しい一時を過ごしています。 ボランティアさんによる流しそうめんや腹話術にみんな大喜びし、子どもも大人も笑顔が溢れていました。男性職員による屋台も毎年大人気です。雀幸園の子ども達はソーラン節や日本舞踊を披露し、「東京音頭」「熊谷音頭」は地域の方と一緒に踊り、納涼祭はさらに盛り上がります。
最後は夏の夜空に高く打ち上がる花火をみんなで鑑賞し、心に残る素敵な夏の思い出となっています。

毎年地域のゴミゼロ運動に子どもと職員で参加しています。
年に2回地域の方と一緒に四方寺地区をゴミ拾いし、住んでいる地区が綺麗になった達成感を地域の方と共有しています。
年数を重ね、今では地域の方に手を繋いでもらい、嬉しそうに一緒に歩きながらゴミ拾いをする幼児や、「何年生？」「部活はやっているの？」と声を掛けて頂き、照れながらも笑顔で答える子ども達の姿も見られるようになりました。
ゴミを拾うだけでなく地域の方とコミュニケーションを取りながらゴミ拾いをする事で、子ども達が地域の方に支えられて生活が出来ている事もより強く実感する機会にもなっています。